他店手直しについて 不良修正品の再修正について |
他店修正の手直しや修復歴のある再修正について 技術を伴わない業者による開けてビックリ”修正手直し”など、作業ご依頼お受けする場合とお断りする場合があります。 ●その1・・他店の修正でリム形状がオリジナルと明らかに違ったり、リム肉厚が削り込みにより極端に薄くなっているものや溶接不良により亀裂が大きく見受けられるものなど、既に強度が確保できてないものを、多少でも当社が、手を加えてしまえば、万が一の障害があった時の場合などを回避するための理由で一切お断りしてます。 ●その2・・強度面や通常の使用には問題なくとも、他店で修正したリムが全体的にボコボコ状態でそれ以外の箇所の修正依頼でも一部手を加えてしまえば、前回のボコボコ状態の修正不良までも、当社の加工不良と思われてしまいますので、、前回修正程度の悪いものへの修正は条件付きでお受けする場合とお断りする場合があります。 ●その3・・溶接不良や研磨不良または手抜き作業によるリムの凸凹を色付きコーキングで埋め隠してある修正品の手直しは全てお断りしています。
手抜き作業や技術の伴わない悪質な業者はどの業界にも存在します。しかし一般ユーザーは雑誌、広告、Webでの宣伝文句や、価格でまどわされ、確かな判断は難しい事です。さらに修正は所詮こんなものだと言う会社すらあります。しかしこれらは修理、修正ではなく応急処置以下のレベルの低い危険な作業です。下記写真の他店修正品はこれまで、数多く当社へ舞い込んで来た極一部の実例です。
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例4・・溶接不良による、巣穴だらけのホイール(削り込みによる、修正では有りませんでしたので、手直しいたしました。) 傷そのものは軽い修正ですが、他店の肉盛溶接の程度が悪くピンホール(巣穴)だらけで、そのまま肉盛溶接してもピンホールからエアーや異物が沸いてきてピンホールは消えません、塗装タイプならピンホールをパテで埋める事が出来ますが、アルミ素地むき出しですので、パテで埋めるわけにもいきません。、他店の肉盛溶接した箇所すべて削り取り、新たに肉盛溶接して仕上げました。 |
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一見ごく普通のガリ傷修正 | 巣穴は綺麗に取れました。溶接研磨技術は絶対の自信を持っています | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
例5・・溶接不良と言うよりおそらくアルゴン溶接の設備が無くガスバーナーでアルミを溶かし込み、後はパテ埋めして塗装したのかと思われます。10センチ程度の割れでしたのでむしろ下手なアルゴン溶接してあるよりこちらの方が手直ししやすいです。今回のホイールは、オークションで購入したホイールらしいですが、問題のホイールが1本だけ他の3本と色が合っていなかったため当社へ、リフレッシュ4本塗り替えのご依頼でした。現品確認した時、変にボコボコしてましたので、塗装を剥ぐって見てビックリ発見でした。この状態で車に装着して走った事を想像するとゾットしますよね。色が合ってなかったのが、幸いしたのかもしれません。 |
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正面部リムはボコボコ状態です。側面のタイヤビートあたり面はエアー漏れ防止のためか透明のコーキングをべっとり塗りこんであります。 | 正面部塗装を剥いだら割れたままの状態にパテ埋めしてありました。側面部は溶かし込んだアルミが溶接と言うより、くっついた状態です。 | 余計なアルミカスやコーキング、パテを削除削り取り、ココから通常の修正工程に入ります。 | 曲りを直し真円を出し表、裏包み込むように肉盛溶接します。ピンホールやむらの無い様にココが溶接技術の見せ所です。 |
荒研磨、原型修復です。コーキングなど誤魔化しはいたしません。 | 念のため塗装を全面剥離して通常の下地塗装します。 | 手直し部分も綺麗に修正できました。これで安心して使用していただけます。 | 指定のカラー調色して表、裏全面再塗装しましたので全く別物となり蘇りました。 |