アルマイトメッキの特性・アルマイトメッキの修正/剥離について

1・・・アルマイトメッキとは
クロームメッキやスパッタ・蒸着メッキなどのメッキ工法はアルミ素材の表面上へ他の金属(銅箔、クローム、銀箔)などを化学反応で貼り付け(蒸着)する工法に対してアルマイトメッキは陽極の反応を利用してアルミ合金素材自体の表面を反応させて酸化被膜を付けるメッキに類似した工法で収縮性に富むリムに対応した2・3Psホイールの組み立て式の合金プレス型のリムに多く使われています。
※クロームメッキのようにバフ研磨加工や電極メッキ工法は類似しますがさらに高度で煩雑な工程が多いためメッキ代が高価格になり納期もかかります。
2・・・アルマイトメッキリムについて
2・3Psホイールの分解組み立て式のホイールはリムとディスクの材質、表面処理がそれぞれ違ったものを組合せてあります。
リムはアルマイトでもディスクがカラー塗装やポリッシュの場合やまたディスクがクロームメッキの場合などは頻繁に「クロームメッキのリムに傷がはいりました・・」などのお問い合わせが多いですが2.・3Psのリムはアルマイトリムが多いですので良く確認してください。

※ディスクがメッキされている2・3Psホイールはリム(アルマイトメッキ)/ディスク(クロームメッキかスパッタメッキ)が主流となっています。
3・・・アルマイトメッキリムの修正/再メッキについて
クロームメッキやスパッタリングメッキのように他の材質を蒸着したメッキ処理とは違い、アルミ素材自体の表面被膜のメッキ工法のため修正に伴う、肉盛り溶接などの箇所はアルマイト処理後反応を起こし黒シミのような現象が現れます。そのためアルマイトリムは肉盛り修正したものに関してアルマイト再メッキは不可となります。通常のアルマイトリム修正は磨きによる鏡面研磨仕上げとなります。
※クロームメッキのようにバフ研磨加工や電極メッキ工法は類似しますがさらに高度で煩雑な工程が多いためメッキ代が高価格になりますが当店では低価格で提供いたします。通常再アルマイトは1本3.500円〜となっていますが当店では1本/18.000円〜可能です。

1)・・擦り傷、シミ、クスミなどリム研磨修正で取れるものはアルマイトの再メッキが可能となります。※リム単体となる事が条件となります。
リム(アルマイト)・ディスク(クローム)
下処理研磨
アルマイト再メッキのため新品同様となります。
価格 リム研磨+アルマイト再メッキ代 1本/19.000円〜
(重要)アルマイトリムを再メッキするための2つの条件が必須となります。
※1・分解可能でリム単体になる事。
※2・溶接肉盛を要す曲りやガリ傷は不可となりますので、擦り傷、シミ、クスミ程度の損傷の物。
2)・・アルミ肉盛りを要す深いガリ傷の研磨形成をしたリムはアルマイトメッキは不可となります。※鏡面研磨加工ガラスコーティング仕上げとなります。
リム(アルマイト)・ディスク(クローム)削って取れるレベルのガリ傷ではありません。
肉盛り研磨形成
削り込み研磨はいたしません。
肉盛り研磨しましたのでアルマイトメッキ不可となり鏡面研磨となります。価格 肉盛り研磨形成+鏡面研磨・メッキ無し 1本/12.000円
3)・・モノチューブカールリム曲り修正はアルミ肉盛り研磨形成が絶対必要不可欠なためアルマイトメッキは不可となります。
カールリム曲り修正の詳細はこちら   ※鏡面研磨加工ガラスコーティング仕上げとなります。

リム(アルマイト)・ディスク(ポリッシュ)モノチューブリム曲り
凹んだ箇所への肉盛り研磨形成は絶対条件です。
肉盛り形成しましたのでアルマイトメッキ不可となり鏡面研磨となります。価格 曲り修正+肉盛り研磨形成+鏡面研磨・メッキ無し 1本/17.000円
4・・・アルマイトメッキの剥離について
アルマイトメッキの上へ直に塗装(ウレタンカラー塗装・ハイパー塗装)など密着性が極端に劣るためアルマイトは全て剥離する必要があります。
塗装ホールのように剥離剤やブラスターでは剥離できませんので専用薬品にて科学反応処理剥離となります。

1)・・2Ps分解可能なホイール・・・リムのみ単体剥離
ディスはクロームでリムがアルマイトの2Psホイール
リム単体アルマイト剥離
2)・・2Ps分解不可なホイール・・・リムのみ剥離
ディスはポリッシュでリムがアルマイトの2Psホイールです。
リム面のみアルマイト剥離
3)・・1Psアルマイトブロンズホイール・・・・全面剥離
着色されたアルマイトブロンズメッキ
(VOLK・SSRなど超軽量鍛造ホイール)
※塗装ホイールではありません。
リム・ディスク丸ごとアルマイト剥離
※裏面、側面剥離代は追加作業工賃となります。
※塗装ホイールのようにブラスターや剥離剤では剥離できません。